汗が酸っぱい臭いになる原因は?病気の可能性も!

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汗の臭いは気になるものですが、なかでも酸っぱい汗の臭いは不快なものです。シャワーなどで洗い流せばすぐに消えてしまいますが、運動などをするとまたすぐに酸っぱい臭いの汗が出てきます。

この鼻をつくような臭い、ただくさいだけではなく、あまりに臭いがきつければ病気ではないかと疑ってしまうでしょう。この酸っぱい臭い、いったいなぜ発生するのでしょうか。

そこで今回は、酸っぱい臭いの原因と対策をじっくりと探ってみましょう。

汗の酸っぱい臭いは乳酸が原因!

汗は無臭ともいわれますが、実は水分のほかにも少量の成分が含まれていて、臭いを発することがあります。含まれている成分のなかでもアンモニアが多くなると、汗が酸っぱい臭いを発してしまうようになるのです。

アンモニアは、乳酸が原因となって発生します。乳酸は、激しい運動などをしたときに筋肉内などに発生する物質。この乳酸は、汗腺の中にアンモニアを増加させる働きがあります。つまり、短い間に大きな力を使うような激しい運動を行うと、酸っぱい臭いの汗をかいてしまうというわけなのです。

運動によってかく汗は、エクリン腺という汗腺から出るのですが、この汗は通常であれば弱酸性です。ところが、激しい運動などによりアンモニアが含まれた汗をかくと、アルカリ性の性質を持つようになります。アルカリ性の環境では、雑菌が増殖します。この雑菌もまた悪臭の原因となってしまいます。

対策としては、乳酸が大量生産されるような激しすぎる運動は避けるようにすること。激しすぎる運動とは、無酸素運動と呼ばれるものです。限界まで筋肉を鍛え上げるようなウエイトトレーニングや短距離走、タイムを競う水泳などがこれにあたります。逆に軽い運動、有酸素運動と呼ばれるものは、汗の臭いを少なくするのに効果的とされています。

なぜならば、運動不足で汗をかかなくなってしまうことも、汗がくさくなる原因とされているからです。適度な運動により、さらさらで無臭の汗を流すことが、汗の臭い対策には効果的ということになります。

血行不良により酸っぱい臭いの汗がでる


血行不良になると、汗腺への酸素供給が滞り、酸素不足に陥ってしまいます。酸素が不足すると、無酸素運動をしたときと同じように、乳酸が大量に生産されることに。結果、アンモニアも生成され、汗が酸っぱい臭いを発することになります。

この血行不良は、さまざまな原因で発生します。たとえば、無理なダイエットや不規則な食生活による栄養バランスの乱れも、血行不良の原因のひとつです。特に、脂質の摂りすぎは血液をドロドロにするため、血行不良を起こしやすくしてしまうでしょう。

自律神経の乱れも血行不良の要因です。ストレスがかかり自律神経が乱れると、血液の巡りが悪くなってしまうのです。一日中、座りっぱなしのデスクワークなども、血行不良の原因となります。デスクワークをしている人は、30分から1時間に1度は、立ったり軽い運動をしたりしたほうが良いでしょう。

運動不足は、血行不良の第一の原因といえます。運動をしないことにより血の流れが滞るのはもちろんのこと、汗をかかないことによって汗腺も衰え、サラサラの汗が流せなくなります。汗をかかないことで水分補給もあまりしなくなり、結果として血がドロドロになって流れが悪くなるというデメリットもあるのです。

血行を良くするには、身体を適度に動かすような軽い運動を日頃から行い、栄養バランスの良い食事を摂ることです。入浴もまた血行を良くし、汗腺を鍛えることにも有効でしょう。

ただし入浴後は、エアコンなどで身体を冷やさないようにしてください。せっかく開いた汗腺が閉じてしまいます。汗はバスタオルで拭き取り、自然に体温が下がるのを待つようにしましょう。

糖尿病が原因で酸っぱい臭いになる場合も


酸っぱい臭いの原因が、身体の不調であることも考えられます。そのひとつが、肝機能の低下です。肝臓は、お酒を飲んだときのアルコールなどを分解する働きがあります。乳酸の大量発生により生成されたアンモニアなども、肝臓で分解されることになるのです。

ところが、肝機能が低下していると、全てのアンモニアを分解しきれなくなってしまいます。結果としてアンモニアが身体を巡り、汗に混じって体外に出て酸っぱい臭いを発生させることになるのです。

肝機能の低下は、ストレスや偏った食生活、睡眠不足、便秘などで起こります。また喫煙も、肝臓を痛める原因といわれています。肝機能低下が原因の酸っぱい汗の対策には、これら要因を取り除くことが必要となります。

さらに、糖尿病が原因で、汗が酸っぱい臭いを発することもあります。体内では通常、糖を代謝してエネルギーとして使うのですが、糖尿病になると糖代謝に異常が生じてしまいます。糖をうまく代謝できないことで、身体は脂肪をエネルギー源として使い始めるのです。

この脂肪を代謝したしたときに発生するケトン体が、臭いの元になります。ケトン体はアセト酢酸やアセトンといった物質の総称なのですが、これらの物質が甘酸っぱい臭いの原因となるのです。このケトン体、実は糖質制限などのダイエットでも発生する場合があります。糖質制限によっても体内のブドウ糖は不足するので、代わりに脂肪がエネルギー源として使用され、ケトン体が発生するという仕組みです。

汗が酸っぱい臭いになる原因は、運動不足や栄養バランスの乱れなどさまざまです。なかでも、糖尿病を知らせるサインとなることは見逃せません。汗から酸っぱい臭いがしたならば、適度な運動やバランスの取れた食事を心がけ、また体調によっては病気の可能性も考慮し、適切な対応をとるようにしてください。

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