鼻水を放っておくと、喘息が悪化する可能性も!?

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鼻水や鼻づまり、くしゃみといった鼻炎の症状がひどいと、仕事に集中できなかったり熟睡できなかったりする場合があります。しかし、花粉症の人などは、しばらくしたら自然とおさまるだろうと放置している人もいるのではないでしょうか。

鼻炎と喘息はどちらもアレルギーが原因となる病気で、密接に関わっているため油断は禁物です。鼻炎と喘息の特徴や関係性、効果的な治療法などについてきちんと理解すれば、辛い症状を和らげることができるのではないでしょうか。

鼻炎の症状について詳しく知りたい!

鼻炎の主な症状は、外部から入ってきた異物を排除するために起きるくしゃみや鼻水などが挙げられます。くしゃみは、鼻の粘膜にホコリやウイルス、花粉などが付着すると起きる反応です。鼻の粘膜にある知覚神経を、ヒスタミンという化学伝達物質が刺激することで起こるといわれています。

鼻水には、ウイルスや花粉などのアレルゲンを異物とみなし、体の外へと排出する働きがあります。そのため、花粉症の人は花粉が飛ぶ季節になると、風邪をひいていなくてもくしゃみや鼻水がとまらなくなるのです。

そして、鼻の粘膜が炎症で腫れることによって起こるのが鼻づまりです。鼻の粘膜が腫れると空気が通りづらくなり、鼻での呼吸が難しくなります。鼻炎には、アレルギー性鼻炎をはじめいくつか種類があります。

まず、日本人の2.5人に1人が発症しているといわれるアレルギー性鼻炎は、知っている人も多いのではないでしょうか。花粉症などの季節性アレルギー性鼻炎と、ハウスダストやカビ、ペットの毛などによる通年性アレルギー性鼻炎とに分けられます。

2つ目の血管運動性鼻炎の症状は、アレルギー性鼻炎とほとんど同じです。しかし、アレルギーの原因がはっきり分からないという特徴があります。温度差によって起こるケースが多いとされていますが、ストレスや睡眠不足、タバコの煙などが関係している場合もあるのです。

その他には、鼻の粘膜が薄くなったり硬くなったりすることによって起こる萎縮性鼻炎や、点鼻薬の使いすぎなどによって起こる薬剤性鼻炎などもあります。

大人の喘息は鼻炎も発症するケースがある!?

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喘息と鼻炎は、どちらもアレルギー性の炎症が原因となって起こります。さらに、鼻からのど、肺まではひとつの気道でつながっているため、喘息と鼻炎は深く関わりあっているといえるでしょう。

大人で喘息を患っている人は、鼻炎も発症しているケースが多いことが分かっています。鼻に炎症が起きると気道の炎症も悪化する可能性が高くなり、喘息の状態が悪くなるおそれがあるのです。喘息の発作がひどくなれば、救急受診をしたり入院したりする場合も出てくるでしょう。

特に花粉症の季節は鼻水やくしゃみといった鼻炎の症状はもちろん、花粉が気管支まで到達しやすくなるので喘息が悪化するケースもあります。このように、鼻と気管支は密接に関わりあっているため、喘息の治療をする際は鼻炎も一緒に治していくことが必要となるのです。喘息の治療だけをおこなっていても、鼻炎を放置したままではいつまでたっても良くならないばかりか、かえって喘息の発作が起きやすくなってしまう場合もあります。

また、アレルギー性鼻炎の人は鼻水や鼻づまりなどの他に、咳が出ることもあります。アレルギー性鼻炎による咳なのか、咳喘息による咳なのかを判別するのは難しいですが、咳喘息の場合は長くても1週間程度で咳が治まるといわれています。しかし、アレルギー性鼻炎の咳は2〜3週間続くこともあるため、咳が長引いている人も注意が必要です。アレルギー性鼻炎を放置しておくと、耳が詰まった感じがしたり難聴になったりするケースもあるので、早めに治療を受けるようにしましょう。

鼻炎や喘息の検査・治療法について知りたい!

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喘息の発症や悪化を防ぐためには、鼻炎の治療もおこなうことが大切です。耳鼻咽喉科やアレルギー科で問診や鼻鏡検査、血液検査などを受け、鼻炎の症状がアレルギー性かどうかを調べます。検査でアレルギー性鼻炎と診断されれば、皮膚テストなどアレルギーの原因が何なのかを調べる検査もおこなわれます。

しかし、「陽性」の結果が出たからといって、必ずしもそれがアレルゲンだと決まったわけではなく、既往歴など問診の情報も参考にしながら診断されます。

鼻炎の治療で最も多くおこなわれるのが薬物療法です。薬物療法は、鼻炎の原因となるアレルゲンの回避や除去を目的としておこなわれます。鼻炎の症状や重症度にあわせて、鼻水を抑える抗ヒスタミン薬や、鼻づまりを抑えるロイコトリエン拮抗薬などが用いられます。鼻づまりが強い場合は、手術がおこなわれるケースもあるでしょう。

喘息の検査や治療は、呼吸器科かアレルギー科で受けることができます。一般的には、問診から始まって診察や胸部レントゲン検査、呼吸機能検査などをおこない、検査結果や症状に応じた薬が処方されます。治療には、気管支の炎症を抑える効果が高いステロイドの吸入薬を用いる場合が多いでしょう。発作が起きた時には、気道を広げてくれる短時間作用性吸入β2刺激薬を使うこともあります。通院のペースは、症状が重い場合は1~2週間に1回ぐらいですが、症状が軽い場合は1~2カ月に1回ぐらいです。

たかが鼻炎と思って放っておくと、喘息が発症したり悪化したりする場合もあるので、早めの治療を心がけるようにしましょう。

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