牛乳を飲むとアトピーが悪化する!?アトピーの原因とは

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アトピー性皮膚炎は1度発症してしまうと、完治するのは難しい病気のうちのひとつです。そのため有効な治療法としては「いかに症状を悪化させないか」ということが重要だといえます。アトピーの症状が悪化する原因はさまざまですが、その中でも「牛乳を飲むとアトピーがひどくなる」といううわさを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。なぜ、そのようなうわさが流れているのか、アトピーが悪化する原因と牛乳との関係について調べてみました。

牛乳でアトピーが悪化する可能性はどれぐらい?

まずはアトピーが発症する原因から考えてみましょう。アトピー性皮膚炎が発症するメカニズムについてはまだ正確に解明されていない部分もあります。しかし、皮膚が乾燥して保護機能が低下した状態のときに、ダニやほこり・食べ物といったアレルギー物質やストレスなどの環境要因が作用して起こるといわれています。

アトピーの特徴としては「かゆみのある湿疹」「症状に良くなったり悪くなったりといった波がある」「アトピー素因を持つ」の3つです。アトピー素因とは、アレルギーを起こしやすい体質を持っている人のことで、例えば家族内にアトピーやアレルギーなどの病気にかかっている人がいることを指します。

アトピー性皮膚炎にかかる人はアトピー素因や皮膚の保護機能の低下による「体質的な要因」と先ほど述べた「環境要因」の両方によって起こるといわれています。しかし、これらの要因が重なっているからといって必ず発症するとも限りません。アトピーが発症するかどうか、発症したとしても症状の重さについては個人差が大きい部分が大きいのです。

そのため、どれだけアトピーの原因を突き止めようとしても「これが原因だ」と明確に特定することは難しいと考えられます。「牛乳を飲むとアトピーがひどくなる」といううわさについては牛乳アレルギーを発症する人もいますので、そういった面では確かに環境要因のひとつです。

しかし牛乳が原因で必ずしもアトピーが悪化するわけではありませんし、そもそも症状が出ないことだってあります。アトピーの原因が明確に特定できないので「牛乳が原因でアトピーが悪化する可能性は0ではない」としかいえないのです。

アトピーが悪化する理由はタンパク質?

牛乳を飲んでアトピーが悪化する原因についてもう少し詳しく考えてみます。牛乳が原因でアトピーが悪化する可能性があるのはアレルギーを起こす環境要因です。牛乳などの飲食物を摂取することによって起こるアレルギーは、タンパク質によって引き起こされています。タンパク質は体内でアミノ酸に分解されてから一度吸収されたのち、再度体内でタンパク質に合成されるのが一般的です。

しかし一度に大量のタンパク質が体内に入ってしまうとアミノ酸に分解することができないまま吸収されてしまうものがでてきます。そうすると、体内の免疫細胞がそのタンパク質を「異物」と認識して攻撃を始めてしまうのです。その攻撃の結果として鼻水がよくでたり、涙が止まらなくなってしまったりといったアレルギー症状が起こります。

牛乳はとても栄養価の高い飲み物です。牛乳には豊富なタンパク質が含まれているほか、ビタミン類もたくさん含まれています。しかし、その豊富なタンパク質のせいでアレルギー症状を起こす可能性があるのです。ただし、このことは逆に牛乳以外でもタンパク質が豊富に含まれるものであれば、「アレルギーを起こす元になる可能性がある=アトピーを悪化させる可能性がある」といえます。

そのため、元々牛乳アレルギーがなく、牛乳を飲んでもアトピーがこれまで悪化したこともないという人であれば無理に敬遠する必要もありません。アトピーが悪化するのは複合的な原因であることが多いからです。

アトピーの原因は牛乳以外?健康的な生活を心がけよう!

ここまで牛乳が原因で必ずしもアトピーが悪化するわけではないということを述べてきました。しかし、牛乳がアトピーを悪化する可能性のあるアレルギー物質のひとつであることも事実です。そのため、少しでも症状が悪化するリスクを避けたいという人は牛乳をできるだけ飲まない方がよいでしょう。タンパク質は卵や納豆、肉類から摂取することができますし、牛乳に多く含まれているカルシウムは小魚や海藻類から吸収することができます。

ただし、アトピーが発症したり悪化したりする原因は食物アレルギーだけとは限らないという認識は持っておきたいものです。アトピーが悪化する環境要因には食物アレルギー以外にも寝不足やストレスなどがあります。また汗や衣類による刺激や普段使用している洗剤や化粧品も環境要因になることがあるのです。

アトピーの症状は個人差も大きいので、どこまで対策をするかは人によって異なりますが、最大限の対策をとるとすれば日常生活においてかなり細かなところまで行う必要があります。あまり細かなところまで対策をとると、その行為自体がストレスになって症状が悪化することがあるのです。そのため、アトピー性皮膚炎の症状が出たときは、無理に治そうとせずに「どうやって付き合っていくか」を考える方が良いでしょう。

過度な制限などをするよりも、バランスの取れた食生活や早寝早起きといった規則正しい生活を心がけることで、日常生活の充実度が増して心身の健康が保たれることがあります。牛乳の摂取をやみくもにやめるのではなく、規則正しい生活を心がけてみてはいかがでしょうか。

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