ヨーグルトって冷凍OK?上手に楽しむ乳酸菌のメカニズムと冷凍使用のいろは

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乳酸菌というとヨーグルトを思い浮かべる人は少なくないことでしょう。高い整腸効果が期待できるヨーグルトは健康に良い食品として知られています。そのような中、低カロリーのスイーツとしてヨーグルトを凍らせたフローズンヨーグルトが美容や健康に興味を持つ人の間で注目されています。しかし、凍らせることで、せっかく含まれている乳酸菌が死んでしまわないのかと疑問に思う人もいることでしょう。

そこで、乳酸菌のメカニズムと冷凍ヨーグルトを楽しむ際に知っておきたいポイントについてご紹介します。

凍らせても死なない?乳酸菌の正体とメカニズム

そもそも乳酸菌とはオリゴ糖などの糖を分解することで、さまざまな酸を作り出す細菌の総称です。人間や動物の腸の中だけに存在するものではなく、乳製品や漬け物、日本酒といった発酵食品にも含まれています。腸内にある細菌には腸内の有害な物質を体外に排出してくれる善玉菌と腸に有害な影響を与える悪玉菌、その中間的な立場にあり状況によって有害になることもある菌の3種類があります。腸内で悪玉菌に比べて善玉菌の勢力が勝った状態となると健康な腸となるのです。

健康な腸にするためには善玉菌を増やす必要があります。そして、そのために有効な手段とされているのが乳酸菌を摂取することです。乳酸菌は腸内に入ると乳酸を作りだし善玉菌のエネルギーとなり、悪玉菌の繁殖を抑える働きがあります。悪玉菌が増えるのを防ぐことで善玉菌が優勢になると、腸内菌のバランスが良くなり、便秘が改善されたり、免疫力を高めたり、コレステロールを低下させるなどの健康な体作りにつながるさまざまな効果が期待できるのです。

一般的に乳酸菌の増殖に適している温度は35度から40度とされています。しかし0度以下で保存しても一部死滅してしまう菌はあるものの基本的には菌の活動が止まってしまうだけです。適温の中に戻れば再び活動を始めます。一部、死滅してしまう菌があっても通常、腸内のバランス作りに大きな影響は与えません。乳酸菌の活動の有無にかかわらず菌体そのものが善玉菌のエネルギーとなるからです。このため、乳酸菌の入ったヨーグルトなどを一度冷凍してから摂取しても効果を得ることは可能となります。

楽しみ方いろいろ!冷凍ヨーグルトで乳酸菌を摂取

夏の暑い日や食事の後の締めとして適しているのがフローズンヨーグルトです。低脂肪で低カロリーであるため、美容や健康に気を遣う人にとってもうれしいデザート。ヨーグルトが持つ酸味がまた、後味をさっぱりとさせてくれてデザートとしての魅力のひとつですね。

フローズンヨーグルトはヨーグルトを凍らせるだけで手軽に楽しむことが可能となります。たとえば、フルーツなどがもともと含まれたヨーグルトをそのまま冷凍させるだけで、フルーツフローズンヨーグルトが楽しむことができます。プレーンヨーグルトに小さく切った果物やジャム、コンポートを加えてスティックをさして凍らせればオリジナルのアイスキャンディーのでき上がり。ヨーグルトに含まれている乳酸菌に加えて果物に含まれている栄養もいっしょに摂取することができ、さらに一度冷凍した後に、凍っているヨーグルトを十分に崩してグラスに注ぐことでシャーベットドリンクを楽しむ方法もあるのです。

フローズンヨーグルトをデザートとしてよりおいしく楽しむポイントは、適度な甘みを取り入れること。ジャムなどを入れる場合には糖分が既に含まれているため、別途入れる必要はありませんが、プレーンなヨーグルトだけで作る場合には砂糖やシロップ、練乳、はちみつなどを加えるとよいでしょう。また、アイスクリームのような滑らかで柔らかい口あたりを求める場合には牛乳や生クリームを加えるとクリーミーさがでて、よりまろやかなフローズンヨーグルトを楽しむことができます。

正しい方法は?冷凍ヨーグルトの解凍方法のポイント

ヨーグルトをよりよい形で解凍する方法は冷蔵庫に保存して解凍する方法です。電子レンジなどを利用して解凍することはおすすめできません。冷凍されたヨーグルトを冷蔵庫に入れて自然に溶ける力を利用して解凍し、完全に解凍されきれていない半解凍状態で食べる方法がおいしく食べるコツとなります。

これは、一度冷凍したヨーグルトを完全に解凍してしまうと、ヨーグルトが分離して食感が落ちてしまうからです。冷凍したヨーグルトを解凍するとホエイと呼ばれる乳清がたくさんでてしまうため、分離が生じてしまうことが原因となります。

ヨーグルトは乳酸がカゼインというたんぱく質を固めることにより作られています。乳酸は乳糖と呼ばれるミルクの糖分が分解されると作られるものです。カゼインは酸により固まる性質をもっています。そして、カゼインの間に適度な水分が入っていることでヨーグルト独特のドロリとした状態が成り立っているのです。

しかし、冷凍したヨーグルトを解凍すると、凍った際に膨張していたカゼインの間にある水分がホエイとなって分離してたくさん出てきてしまいます。このため、ホエイもいっしょに食感もよりよい状態で楽しむためには完全に解凍せずに食べることがよいといわれているのです。

簡単に作ることができ、さまざまな食べ方が楽しめる冷凍ヨーグルトは保存がきくうえ、ヘルシーに摂取することができる食べ方です。便秘や便秘から生じるお肌のトラブルなどの改善にも期待が持てる乳酸菌を、楽しみながら上手に摂取するとよいでしょう。

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