高血圧がむくみを引き起こす?知っておきたいメカニズムと対策

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夕方になると足がむくんでしまってつらい、ダイエットしたいのに全身のむくみがとれないなど、むくみに悩まされる人は多いのではないでしょうか。いくらマッサージをしてもなかなか解消しないむくみは、もしかしたら身体の不調や疾患のサインかもしれません。むくみは血液の流れと大きく関係しているため、血管のトラブル、特に高血圧によって引き起こされることがあります。

ここでは、高血圧によってむくみが生じるメカニズムや、日頃から実践したい対策について紹介します。

むくみと高血圧の関係とは?

むくみとは、体内の余分な水分が排出されず、全身や特定の部分にたまってしまう状態を指します。特に、血液の循環と深い関係があり、静脈やリンパの流れが滞るとむくみが生じやすくなります。血管やリンパ管は全身をめぐっている器官であるため、むくみは身体のさまざまな不調や疾患のサインとなります。

むくみの原因のうち、一時的なものとしては長時間の立ちっぱなしや睡眠不足、冷え、塩分・水分の摂りすぎなどが挙げられます。女性の場合は、生理前のホルモンバランスの変化によってむくみが生じることもあります。また、栄養の偏りやストレスによってもむくみが引き起こされるため、日頃から規則正しい生活習慣や、適度な運動・ストレス発散を心がけることで、むくみ予防になるでしょう。

注意したいのは、何らかの疾患が原因になっているむくみです。特に、高血圧とむくみには、密接な関係があります。ただし、高血圧によって直接むくみが引き起こされるわけではありません。高血圧の合併症がきっかけとなり、むくみが生じます。具体的には次の2パターンがあります。

(1)高血圧→心臓の疾患→むくみ
高血圧の人は、心臓に大きな負担がかかっています。この負担が慢性化すると、心臓の機能が低下して心不全となり、うまく血液を送り出せなくなってしまいます。その結果、静脈の流れが滞り、むくみが生じるのです。

(2)高血圧→腎臓の疾患→むくみ
高血圧は腎臓にも負担をかけます。機能が低下した腎臓は、うまく老廃物をろ過できなくなり、むくみが起きやすくなるのです。

むくみと高血圧を解消したい!

高血圧が原因となってむくみが生じている場合、むくみ対策だけでなく、高血圧対策も大切です。むくみと高血圧の両方にアプローチできるような対策はあるのでしょうか。ポイントは、カリウムの摂取です。高血圧の原因のひとつは、塩分の摂りすぎです。血液中の塩分濃度が高くなると、その濃度を下げようとして血液中の水分が増加します。これにより血液が流れにくくなり、高血圧が生じるとともに、むくみもできてしまうのです。

カリウムは体内の余分な塩分を外へ排出するはたらきがあるため、血液中の塩分濃度を下げ、血圧も下げる効果があることがわかっています。このように、カリウムを意識して摂取することで、高血圧とむくみの両方に対処できます。カリウムが豊富に含まれている食品は、牛乳や魚類、納豆、ほうれん草、ひじき、リンゴ、バナナなどです。これらの食品を食生活に取り入れながら、むくみと高血圧の解消を目指していきましょう。

ただし、人によってはカリウムの摂りすぎは要注意です。厚生労働省によると、高血圧の予防を目指すならば、成人男女とも1日あたり3,500mgのカリウム摂取が目安とされています(※1)。

一般的に、カリウムは摂取してもすぐ体外に排出されるため、過剰摂取の心配は少ないといわれています。しかし、腎臓の疾患がある人はカリウムを摂りすぎるとうまく体外に排出されず、高カリウム血症になる可能性があります。腎臓に疾患がある場合、カリウムの摂取量についてはかかりつけ医としっかり相談すると良いでしょう。

参考サイト(外部)
※(1) 厚生労働省e-ヘルスネット

日常生活の中でむくみと高血圧対策を!

むくみにも高血圧にも、それぞれさまざまな原因が絡んでいます。両方の症状に共通する原因として、食生活の乱れ、運動不足、寝不足、ストレスが挙げられます。これらの原因がむくみ・高血圧を引き起こすメカニズムや、日頃から気をつけたい予防方法について紹介します。

(1)食生活の乱れ
塩分の摂りすぎが、高血圧とむくみにつながることはすでに説明しました。さらに、カロリーの過剰摂取や栄養の偏りも、高血圧やむくみの原因となります。日頃から食べ過ぎ・飲み過ぎには気をつけ、栄養バランスの整った食事を摂るようにしましょう。カリウムの他に、マグネシウム、カルシウムといったミネラルも、血圧を調整する働きがあります。タンパク質、ビタミン、ミネラルをまんべんなく摂取することがポイントです。

(2)運動不足
運動不足になると、血液の流れが滞ってしまいます。それが肥満や血管・心臓の機能低下につながり、高血圧やむくみを引き起こすのです。そのため、日頃から適度な運動を心がけましょう。運動は血行を促進するだけでなく、自律神経のバランス調整、利尿作用の促進、ストレス発散などの効果も期待できます。もし多忙で運動する時間が取れないという場合は、正しい姿勢で過ごす、仕事や家事の合間に軽いストレッチを挟むといったことからチャレンジしてみましょう。

(3)寝不足、ストレス
いずれも身体の緊張状態を引き起こし、自律神経のバランスを乱してしまうため、血圧の上昇やむくみにつながります。規則正しい睡眠、運動や趣味などでの適度なストレス発散を心がけましょう。日頃悩まされているむくみは、実は高血圧のサインかもしれません。日々の生活習慣を改善しながら、高血圧とむくみを同時に軽減していきましょう。

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