知っていますか?効果を実感するために必要な知識「乳酸菌の種類と選び方」

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「便秘の改善には乳酸菌」といわれるほど、乳酸菌が腸の働きをよくすることは知られています。それだけではなく、「免疫力の強化」「アトピー性皮膚炎の改善」「花粉症の予防」といった効果もわかってきました。乳酸菌は、特定の細菌を指すのではなく、多量の乳酸を作る性質に対して名付けられたものです。なんと、250種類以上もの種が正式に乳酸菌と認められています。(※1)今回は、乳酸菌の基本的な情報や効能、悩み別に効果のある種類などについてお伝えします。
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乳酸菌の定義〜乳酸菌とはどのような菌をいうのか?〜

乳酸菌とは、糖類を発酵させ、大量の乳酸を作り出す微生物の総称です。人体、動物、植物、食品と自然界に幅広く生息しています。乳酸菌と呼ばれるためには、いくつかの条件があります。

第一に、糖類(ブドウ糖)を発酵させる過程において、50パーセント以上の乳酸を生成できること。乳酸を作る菌は数多く存在するため、乳酸の生成率が高いことが第一条件です。

第二に、細胞の形態が棒・円柱状、または球状であること。棒・円柱状の乳酸菌をラクトコッカス、球状をラクトバチルスといいます。

第三に、カタラーゼ陰性であること。カタラーゼとは、過酸化水素を「水」と「酸素」に分解させる、この反応を触媒する酵素のことです。カタラーゼを持つ細菌は、生存のために酸素が必要であり、過酸化水素を分解して酸素を取り出しますが、カタラーゼを持たない(陰性)であれば生存のために酸素は必要ありません。つまり、乳酸菌は酸素があってもなくても生きていける通性嫌気性菌であり、適応力の高い細菌なのです。

第四に、自ら動くことがない、運動性が認められないこと。

第五に、グラム染色が陽性であること。細菌を分類する基準にグラム染色があり、紫色色素液を用いて細胞を染めます。青から紫系統に染まればグラム陽性菌、ピンクから赤系統であれば陰性菌です。この色の変化は、細胞壁の構造上の違いによって決まります。乳酸菌は、青くなるグラム陽性菌とされます。

第六に、内生胞子を持たないこと。内生胞子とは芽胞と呼ばれる胞子ですが、通常の乳酸菌は芽胞を形成しません。最後に、乳酸菌はGRAS、すなわち「一般的に安全とみなされている」細菌群です。人間は古くから乳酸菌を発酵食品に利用し、それらを食べても病気にならない経験から、安全で有用な細菌であると認識されています。

なぜ乳酸菌は体に良いのか?腸との関係から見えてくるその働き


乳酸菌には、さまざまな健康効果が知られるようになってきましたが、そもそもなぜ乳酸菌は体に良いのでしょうか。その答えは、生命活動に主要な役割を果たす「腸」と乳酸菌の密接な関係にあります。生命維持に必要な「栄養分の消化吸収」「毒素や老廃物の排出」「外敵菌からの保護」の3つの機能。

これらの活動は腸が主体となって行い、24時間絶え間なく働いて人間の生命を支えているのです。詳しく説明すると、食べ物は口から胃へ、そして小腸へと運ばれて栄養が吸収された後、流れてきた未消化のカスが大腸で分解されて排便されます。全長6~7メートルにもなる小腸は、消化器官の大半を占め、栄養分の消化吸収はほぼ小腸でなされています。

また、大腸の蠕動運動によって、不要な老廃物や毒を便として体外に排出します。そして、腸は人体最大の免疫器官でもあります。腸壁には免疫細胞が集中しており、病原菌や有害物質をすばやく識別して排除します。このような腸の役割を、乳酸菌は強力にサポートします。腸内で栄養素の活発な消化吸収を助け、ウイルスなど病原菌をブロックし、スムーズな排便を促します。つまり、「乳酸菌が体に良い」とは、生命維持に欠かせない腸の機能をサポート・強化するため、そのように評価されているのです。

症状別に選ぶ乳酸菌の種類

冒頭でも述べましたが、乳酸菌には数多の種類が存在します。当初はラクトバチルス・ストレプトコッカス・ペディオコッカス・ロイコノストックの4つの属が知られていましたが、今では15種類の属、その下の分類にあたる種・株は100種類を超えています。これら乳酸菌は、それぞれ効果が異なってくるため、自身の症状に有効的な乳酸菌を選ぶことが大切です。

ここでは、多くの人が悩む「便秘」「ストレス」「アレルギー」に分けて、各症状に効果のある乳酸菌を紹介します。日本人女性の半数が悩んでいる「便秘」。便秘は痔や臭いオナラ、吹き出物などの肌トラブルも引き起こすやっかいな症状です。食事の欧米化で腸内フローラが乱れ、老若男女問わず便秘の人が多いのではないでしょうか。

「LB18乳酸菌」は、ブルガリア菌2038株とサーモフィラス菌1131菌を組み合わせたもので、腸内環境を整え、便秘や肌荒れに効果があるといわれています。「植物性乳酸菌HSK201」のように、乳酸菌が生きて腸まで届くものを選びましょう。「ストレス」は万病のもと。一見、ストレスと乳酸菌は関係ないように思われますが、研究によるとストレス情報の伝達を抑制できることが確認されおり、ストレス緩和に影響があるとわかっています。(※2)「ガセリ乳酸菌(OLL2809株)」「SBL88乳酸菌」「プレミアガセリ菌(CP2305株)」などでリフレッシュしましょう。

完治しづらく、長期間つらい思いをする「アレルギー」には、花粉症・アトピー性皮膚炎・鼻炎など免疫機能の低下や乱れが大きく関係しています。症状の緩和に、乳酸菌を利用してみましょう。「フィカリス菌」はスギ花粉症や通年性鼻炎、「L-92乳酸菌」はアトピー性皮膚炎に効果があるといわれています。

乳酸菌を含む身近な食品と乳酸菌サプリの注意点


日常で手軽にとれる乳酸菌の食品には、はっ酵乳・乳酸菌飲料・清酒・ワイン、加工された醤油・味噌・漬物などたくさんあります。はっ酵乳では、ヨーグルトやチーズ・バターなど乳を乳酸菌で発酵したものがよく食べられています。保存性に優れ消化吸収も良いですが、発酵食品は独特の風味があり苦手な人もいるでしょう。

そんなときは、サプリメントがおすすめです。カロリーを気にすることなく、簡単かつ効率的に乳酸菌を摂取できます。サプリメントは、空腹時の朝一番に飲むと吸収力が高まります。食後は吸収力が落ちるので避けましょう。また、過剰摂取による副作用は基本的に心配ありませんが、善玉菌の増えすぎでお腹が張ったり、腹痛や下痢を引き起こしたりする可能性もあるので、用法・容量は守りましょう。乳酸菌について詳しく見てきましたが、腸内の善玉菌は飲酒や老化などによっても、どんどん減っていきます。健康管理のために、料理やサプリメントで上手に取り入れていきましょう。

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