花粉症は漢方で予防する!つらい目と鼻の症状に効く漢方はどれ?

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花粉症の人にとっては、毎年2月から4月にかけては本当に憂鬱な期間です。鼻づまりや鼻水で大量のティッシュを使って肌はガサガサなり、目もかゆくて真っ赤に充血! そんなつらい症状に悩んでいる人に、今回は花粉症の予防・軽減に効果的な漢方をご紹介します。

早めの服用が吉!漢方で予防しよう

花粉症対策では、何よりもまず症状が出る前の「予防」が第一です。例えば、スギ・ヒノキの花粉にアレルギーがある場合ですと、その飛散時期(2月~4月がピーク)の2カ月前から対策を行いましょう。花粉症の予防・対策には漢方がおすすめです。漢方は通常の抗アレルギー薬のように眠くなりません。また、数多くの種類があり、それぞれの症状に応じたものを選ぶことができます。早めに服用することで花粉症の症状を和らげ、安心してシーズンを過ごすことができるでしょう。

なぜ、漢方で花粉症が改善されるのか?漢方の効能とは

漢方の大きな特徴は、根本的な改善に期待できることです。花粉症のようなアレルギー症状の西洋薬では、そのほとんどが一時的に症状を抑える対処療法になります。一方、漢方をはじめとする東洋医学では、くしゃみや鼻づまり、鼻水などの症状の緩和と同時に、病気になりやすい体質そのものを改善していくというのが治療方針です。そのため、根治が難しいとされるアレルギー体質の治療にも期待ができ、花粉症においては抗ヒスタミン薬との併用で相乗効果が望めるといわれています。(※1)

鼻の症状に効く代表的な漢方


鼻の症状に効く代表的な漢方には、小青龍湯や麻黄附子細辛湯、葛根湯加川芎辛夷などがあります。ただ、鼻の症状といっても、さらさらと水のような鼻水から、ねばねばした状態のもの、息苦しい鼻づまりタイプといろいろです。より効果を感じるには、自分の体質にあった漢方を見つけることが重要です。

水っぽい鼻水に効く漢方

水のような鼻水がダラダラと続き、くしゃみが止まらないようなら、基本的に「小青龍湯」が効くでしょう。鼻炎には最も一般的な漢方で、気管支ぜんそくやむくみ、ハウスダストによるアレルギー性鼻炎にも使われています。体内に溜まった余分な水分の排出を促し、体全体を整えながら鼻水を改善していきます。手足の冷えが伴う場合は、体を温める3つの生薬が配合されている「麻黄附子細辛湯」が効果的です。サラサラの鼻水は花粉症の初期症状で、体が冷やされて起こる寒証の状態であるため、体を温める漢方を処方されることが多いです。

粘り気のある鼻水に効く漢方

鼻水がネバネバしている、黄色っぽい、頭が痛かったり重苦しいといった場合は、「荊芥連翹湯」がおすすめです。粘り気のある黄色や緑色に着色した鼻水は、鼻炎が慢性化してしまい粘膜の炎症がひどくなった状態です。漢方医学の見方では鼻の中に溜まった「気」が熱に変わり、水分が奪われることで鼻水がネバネバになり、慢性的な鼻づまりを引き起こすと考えられています。「荊芥連翹湯」は余分な熱を体内から追い出し、鼻通りを良くします。首から上の炎症に効く漢方なので、蓄膿症や扁桃腺にも効果が期待できるでしょう。

鼻づまりが強いタイプに効く漢方

鼻づまりがひどくて呼吸が苦しい、眠れない、鼻水は治まっても鼻づまりだけが残っているという人は「葛根湯加川芎辛夷」を選びましょう。風邪薬で有名な「葛根湯」に、鼻粘膜の腫れに効果的な生薬「麻黄」、鼻通りを良くする「辛夷」、痛みをやわらげる「芍薬」、緩やかな発汗作用のある「桂皮」などがプラスされています。これらが総合的に働くことで効果が得られます。ただ、「麻黄」には心臓や血管に負担をかけるエフェドリン類が含まれているため、心臓病や高血圧の人は服用に注意が必要です。

目のかゆみに効く漢方

花粉症は、鼻だけではなく目のかゆみもつらいものです。かゆさのあまり擦りすぎて目の周りがガサガサになり、さらに症状が悪化してしまうと生活にも支障が出てきてしまいます。病院では抗ヒスタミン剤やステロイド剤の点眼薬を処方されるはずです。漢方による治療では、軽度の場合は「小青竜湯」を、症状が強ければ熱や痛み、腫れによく効く「越婢加朮湯」が良いでしょう。目のかゆみに効果的な漢方は多くあるので、いくつか組み合わせて内服することでステロイド点眼薬の使用量を減らせる場合があります。

軽度の目のかゆみに効く漢方


花粉症漢方でお馴染みの「小青竜湯」は、軽い目のかゆみにも使われています。8つの生薬から構成され、西洋医学的にも抗炎症作用、抗アレルギー作用、気管支拡張作用などが認められているのです。目の充血やかゆみは漢方薬では比較的効果が早く、3日~7日で症状が良くなるといわれています。

目の周囲もかゆい時に効く漢方

目の周りまでにかゆみが広がり肌荒れがひどい場合は、慢性湿疹や皮膚炎に用いられる「桂枝加黄耆湯」がおすすめです。この漢方薬はとびひやアトピー性皮膚炎、床ずれ、肉芽といった重度の皮膚疾患に応用されています。この他にも、炎症を抑える「小柴胡湯」、免疫反応を調整する「柴苓湯」、皮膚の発赤やかゆみに「温清飲」「十全大補湯」を、体質に合わせてうまく適用していくとよいでしょう。漢方薬の組み合わせは、体力のあるなしや、高血圧・低血圧といったいろいろな要素を考慮して選ぶ必要があります。薬剤師や漢方医に相談して適切なものを選びましょう。

漢方を活用して、花粉の時期を乗り切ろう!

花粉症の治療は、初期対応が要です。そのため、漢方も重症化してから飲んでは大きな効果が望めないでしょう。早めに服用し快適に花粉シーズンを乗り切りましょう。自分に合ったベストの漢方を見つけて、ぜひ花粉症予防に役立ててください。

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