春だけじゃない!冬の花粉症

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花粉症というと、春の季節限定で発症するものというイメージを持っている人もいるかもしれません。そのため、鼻水が出たり、くしゃみをしたりといった疑わしい症状が出ても、春以外の季節であることから風邪であると自己判断し、風邪の対策を行っている人もいるでしょう。

しかし、実際には冬にも花粉症の症状は出ます。花粉症であるのに風邪対策をしても体調はよくなりません。そこで、冬の花粉症の原因、風邪とは異なる特徴、対策について詳しくご紹介します。

冬の花粉症は何が原因?

まずは花粉症の症状が起きる仕組みについて解説します。人間の体は体外から異物が侵入し、それが不要なものであると判断するとそれを排除しようと免疫反応を起こします。飛散している花粉を吸ってしまい鼻や目の粘膜に付着するとリンパ球が異物と判断します。そして、花粉を感知する働きを持ったIge抗体という反応物質を作り出すのです。Ige抗体が作られた後、再度花粉が体内に侵入すると鼻や目の粘膜に存在する肥満細胞にある抗体とIge抗体は結びつきます。肥満細胞は花粉を排除する役割を持っている細胞です。一定量以上の花粉が体に侵入したことをIge抗体が感知すると、肥満細胞がヒスタミンなどのかゆみを感じさせる物質を分泌し、それが花粉症の症状となるのです。

冬の花粉症の原因はスギやカバノキ科のハンノキといった植物の花粉です。地域や気候により差はあるものの一般的なピークはスギが2月から4月頃、ハンノキが1月から6月頃となっていて、冬にも多く飛散しています。
また、ピークとはなっていないもののイネ科、キク科のブタクサやヨモギも冬に花粉を飛ばす植物です。ブタクサは8月から10月、ヨモギは9月から10月、イネ科は5月から6月と8月から9月の2回の時期がピークとなっています。しかし、ブタクサやヨモギは関東地方では12月に飛散することがあるのです。そして、イネ科は一度花粉に反応してしまうと他の花粉症にかかりやすくなるという特徴があるため、注意が必要となっています。

冬の花粉症と風邪の見分け方


くしゃみが出たり、鼻水が出たりといった症状が出る花粉症は風邪と間違いやすい病気です。特に、花粉症というと春に起きるものであるというイメージを持っている人は、冬にこれらの症状が出ると疑うことなく風邪だと判断してしまう人もいます。

似た症状を持つ花粉症と風邪ですが、花粉症はアレルギーを原因とした症状であり、風邪はウィルスや細菌などの感染により引き起こされる症状であるため、全く異なった病気です。この2つを見分けるためには具体的な症状を見ることが1つの方法となります。
たとえば鼻水です。花粉症により出る鼻水はサラサラとしています。対して、風邪で出る鼻水は黄色い色をしています。風邪の鼻水が黄色く濁っているのは、外から侵入してきたウィルスなどが体内で排除され死滅したものが含まれているからです。

また、くしゃみが出る程度にも違いが見られます。風邪の場合はくしゃみよりも咳をする頻度が多くなりますが、花粉症の場合は逆に咳よりもくしゃみの方が頻繁に起こりやすいのです。
目のかゆみは花粉症にだけ見られる症状です。風邪の場合にはかゆくなることはありません。反対に発熱は通常、風邪にだけ見られる症状です。時々微熱が出てしまうケースもありますが、基本的には熱は出ていないのに頭痛や鼻詰まり、頭がぼーっとするといった症状が見られるのが花粉症となっています。
そして、花粉の飛散が原因となる花粉症は天候に左右される特徴があります。飛散しやすい晴天時や風が強い日は症状が悪化しやすくなるのです。

冬の花粉症対策で出来ること


冬の花粉症への対策は基本的には春に発症する花粉症への対策と同じです。外出する際には、花粉が鼻や目から体内に入らないようにするために帽子やマスク、サングラスやメガネなどを装着するようにします。花粉症対策用として専用のマスクやゴーグルもありますので利用してもよいでしょう。また、外から帰った際には衣類に付いた花粉を十分に落としておくことが大切です。花粉を払い落しやすいように表面がツルツルとした素材の服を選ぶのも対策となります。また、防いでいても入ってしまった花粉を取り除くために外から帰った際にうがいをしたり、顔を洗ったりといったことを習慣づけることも重要です。室内に持ち込んでしまった花粉対策として必要に応じて花粉除去機能のある空気清浄機を使用するのもよいでしょう。

体の外への対策を取るだけではなく、体の中から改善することも花粉症緩和の手段となります。外から侵入する異物への免疫力を高めるために十分な睡眠と適度な運動を心がけるようにしましょう。さらにバランスのよい食生活も大切です。食べすぎは避け、お酒やお菓子は控えるようにします。花粉が付着しやすい鼻やのどの粘膜を傷つけるタバコも控えるようにしましょう。過剰にストレスがたまると免疫力が下がってしまうため、運動をしたり、趣味を楽しんだりなどして定期的に発散させことも重要です。毎日忙しく、食生活に配慮できなかったり、運動や趣味の時間を十分に取れなかったりする場合には酵素サプリを利用するのも方法となります。ストレスや食生活の乱れにより消費してしまう酵素を補い、免疫力の向上に期待が持てるからです。

花粉症は飛散する時期によって春に限らず起きる症状です。症状の特徴を知り、花粉症かなと思ったら早めに対策を取るようにしましょう。

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