薬を塗っても治らない蕁麻疹!もしかして花粉症が原因?

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皮膚のかゆみは塗り薬で治めることも多いですが、塗り薬ではあまり改善しないこともあります。例えば、花粉症が原因の蕁麻疹の場合がそうです。その蕁麻疹は花粉が直接肌に触れて発症しているのではなく、花粉が体内に入り込むことで発症しているため、塗り薬では効果が見られにくいのです。そこで今回は、花粉症が原因の蕁麻疹に試したい対処法を紹介していきます。

蕁麻疹が出るメカニズムは?

蕁麻疹は、何らかの刺激によって肥満細胞が活性化することで発症します。肥満細胞には化学伝達物質を含む顆粒が詰まっており、刺激を受けると顆粒が放出され、顆粒の中の化学伝達物質が分泌されます。そして、化学伝達物質の1つであるヒスタミンが血管に作用すると血管が拡張するため、皮膚に赤みが生じるのです。また、ヒスタミンの影響により血しょう成分が血管から漏れ出すことで、皮膚の一部が膨らみます。この膨らみが、蕁麻疹の特徴でもある膨疹です。さらに、ヒスタミンは神経にも作用し、かゆみを引き起こします。かゆみの他にも、チクチクした感じや焼けるような感じを伴うこともあります。

肥満細胞を活性化し、蕁麻疹を引き起こす原因はアレルギーや寒冷、薬剤などさまざまです。複数の原因が合わさって発症することもありますし、明確な原因が特に見当たらなくても蕁麻疹になることもあります。明確な原因が特定できない場合の蕁麻疹は特発性蕁麻疹と言い、通常数十分から数時間で症状が治まります。しかし、蕁麻疹が出たり消えたりを繰り返して数日間症状が続くケースもあり、発症してから1カ月以上経つと慢性蕁麻疹となります。慢性蕁麻疹では夕方から夜間に症状が出たり、悪化したりすることが多いです。

実は深い関係がある!花粉症と蕁麻疹の関係

花粉症は、花粉が免疫機能によって異物(アレルゲン)と判断されることで発症するアレルギー性の病気です。花粉が異物と判断されると、花粉に対抗するためにIgE抗体が生成されます。そして、IgE抗体は肥満細胞にくっつき、花粉が再び体内に入ってきた時に花粉と結合します。すると、肥満細胞が活性化され、肥満細胞からヒスタミンなどの化学伝達物質が分泌されます。その結果、くしゃみや鼻水、目のかゆみといった症状が表れるのです。

このように、蕁麻疹も花粉症も化学伝達物質の過剰分泌が原因で発症します。そのため、花粉症が原因で蕁麻疹になることもあり、そのような蕁麻疹を花粉症蕁麻疹と言います。花粉症蕁麻疹の特徴は赤色描記症であり、かゆい部分をかくとミミズ腫れのように皮膚が赤く腫れてしまうのです。

自宅でできる花粉症による蕁麻疹への対処法


蕁麻疹が出てかゆくなると、ついついかいてしまいがちです。しかし、かくと症状が悪化してしまうことがあります。そのため、かゆい時には氷を入れたビニール袋などを患部に当てて冷やす方法がおすすめです。患部を冷やすことで、かゆみが治まりやすくなります。ただし、寒冷蕁麻疹の場合は冷やすと逆効果ですから注意してください。また、アルコールや香辛料、入浴などは血行を促進し、蕁麻疹を悪化させてしまう要因です。特に、熱いお風呂は血行を良くするだけでなく、熱いお湯自体が皮膚に刺激となり、かゆみを増してしまいます。そのため、蕁麻疹の時にはアルコールや香辛料、入浴などは避け、どうしても入浴したいという場合でも、お湯の温度は高くしすぎないようにしてください。

花粉症による蕁麻疹であれば、原因である花粉ができるだけ体内に入ってこないようにする方法も蕁麻疹対策として有効です。花粉情報をチェックし、花粉の飛散が多い日や1日のうち飛散の多い時間はなるべく外出を控えるようにしましょう。もし外出するのであれば、メガネやマスク、帽子で顔の周りを守り、コートも花粉が付きにくいツルツルした素材を選びます。また、髪をコンパクトにまとめると髪に花粉が付きにくいです。帰宅時は家に入る前に服や髪に付いた花粉を落とし、家に花粉を持ち込ませないようにしましょう。その後、家に入ったらうがい、手洗いで花粉をきちんと洗い流します。シャワーも朝ではなく寝る前に浴び、体に付いた花粉を洗い流してから寝るとより良いでしょう

こんな時は病院へ!蕁麻疹以外に注意すべき症状


特定の果物や生野菜に含まれるアレルゲンの構造は、花粉のアレルゲンの構造と似ているため、花粉に対するIgE抗体が果物や生野菜のアレルゲンと反応し、アレルギー症状を起こしてしまうことがあります。果物や生野菜のアレルゲンは熱に不安定で消化されやすいため、アレルギー症状が表れるのは口や喉など直接接触した部分だけであり、全身に症状が表れることは少ないです。このように、果物や生野菜を食べた時にアレルギー反応が起き、口や唇、喉に刺激感やかゆみ、閉塞感などが生じる病気を口腔アレルギー症候群と言います。口腔アレルギー症候群は重症化すると、血圧が急激に低下するアナフィラキシーショック起こすこともありますから注意が必要です。口腔アレルギー症候群の症状が見られる場合は、病院で検査を受けて原因物質を特定しましょう。その上で、原因の食べ物を控えることで発症を抑えられます。

蕁麻疹も口腔アレルギー症候群も花粉症患者が併発しやすい病気です。花粉症による蕁麻疹の特徴、口腔アレルギー症候群の症状をきちんと把握し、適切な対処を心がけましょう。

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