花粉症シーズンに手放せない!点鼻薬の賢い使い方

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花粉症に苦しむ人にとって手放せないのが点鼻薬です。しかし、点鼻薬にはさまざまな種類があり、自分の症状に合ったものを服用しなければ期待した効果を得ることができません。そこで今回は、さまざまな点鼻薬の種類と上手な使い方について詳しく解説しましょう。

鼻づまりの原因は?

鼻づまりとは、鼻腔を通る空気の流れが悪くなっている状態のことです。鼻づまりの症状が起こる原因は主に3つあります。まず挙げられるのは、アレルギー性鼻炎です。花粉やほこりなどのアレルギー性物質が鼻の中に入ることにより、鼻腔内の粘膜が刺激されて起こります。このタイプの鼻炎の場合には鼻水が水っぽいさらさらしたものであることが多いので、鼻水そのものが鼻づまりの原因となることはあまりありません。次に考えられるのは、風邪などによる副鼻腔炎が原因の鼻づまりです。風邪のウイルスに感染すると鼻の粘膜の免疫力が低下し、細菌に感染しやすくなります。そうすると目や鼻の奥にある「副鼻腔」の部分で炎症が起こるのです。副鼻腔炎になってしまうと白血球が細菌を外に押し出そうとするため、鼻水が黄色や緑色に変色します。

また、鼻水が粘り気のあるものになりますので、鼻づまりを起こしやすくなるのです。最後に挙げられるのが、鼻の構造そのものが原因の鼻づまりです。たとえば、左右の鼻腔を隔てている「鼻中隔」という壁が曲がってしまっている鼻中隔弯曲症や、鼻腔の奥に腫れができて戻らなくなるポリープなどがあります。

血管収縮薬が効果を発揮する症状


風邪や花粉症になると粘膜が充血してしまい、それがくしゃみや鼻水、鼻づまりの原因となります。血管収縮薬は鼻腔の粘膜にある血管を収縮させる点鼻薬です。鼻腔の血管が充血してしまうのを抑え、鼻づまりを改善します。薬理作用としては交感神経の中のα1受容体を刺戟し、鼻粘膜の毛細血管を収縮させるというものです。ただし、血管収縮薬は使いすぎるとかえって薬剤性鼻炎や点鼻薬性鼻炎といったよりひどい鼻づまりになってしまうことがあります。また、長期使用や頻回使用で薬の効果が鈍くなってしまうこともあるので、使用量や使用回数に注意しましょう

抗アレルギー薬が必要な症状は?

抗アレルギー薬は花粉症などのアレルギーが原因で起こる鼻炎症状に効果的です。そもそも花粉症は、アレルギーの原因物質であるヒスタミンによってその症状が引き起こされます。抗アレルギー薬はこのヒスタミンの活動を抑えることによって症状を軽くしたり症状の出現を遅らせたりする薬なのです。また、抗アレルギー薬にはヒスタミンの発生そのものを抑える効果もあるため、症状の改善だけでなく花粉症の予防も期待できます。そのほか、抗アレルギー薬の特徴として、効果が現れるまでに1~2週間かかるということが挙げられます。即効性は望めないものの、緩やかに効いてくるため副作用が比較的少なく、服用しても眠気を感じにくいのが大きなメリットです。

ステロイド薬の使い方と注意点

ステロイド薬は鼻水やくしゃみ、鼻づまりといった鼻炎のどの症状にも等しく効果のある薬です。ステロイドには炎症を抑える効果があるだけでなく免疫系の反応を低下させる働きもありますので、さまざまな鼻炎の症状の治療に役立ちます。また、ステロイド薬はその効果が強く、発現が早いともいわれています。抗アレルギー剤の経口薬と併用することで、症状をかなり抑えることができるでしょう。

ステロイド薬は正しく使用すれば副作用が少ない薬です。しかし、使用上の注意点としては、ほとんどのステロイド薬はその効果の強さから成人向けであり、子どもの服用には適さない場合が多いことが挙げられるでしょう。そのほか、鼻の刺激感や乾燥感、鼻血などの副作用が出る場合も稀にあります。異常を感じた場合にはすぐに医者に相談することが大切です。

症状別による薬の使い分けが花粉症を征す?


鼻炎の原因は花粉症だけでなくさまざまなものがあります。それぞれの原因によって服用する薬は異なるので注意しましょう。また、アレルギー性鼻炎であっても鼻炎のタイプや重症度によって薬を使い分ける必要があります。たとえば、鼻づまり型であれくしゃみ型であれ、症状が軽症であった場合には抗ヒスタミン薬か抗アレルギー薬の服用が効果的です。しかし、症状が中程度になってきた場合には、鼻炎のタイプによって服用する薬が異なってきます。くしゃみや鼻水が多く出るタイプの鼻炎であれば抗ヒスタミン薬か、あるいは抗アレルギー薬かステロイド点鼻薬を服用する必要があるのです。

一方、鼻づまりになるタイプの鼻炎の場合には、抗アレルギー薬の一種で喘息の治療に使用される抗ロイコトリエン薬を服用するか、あるいはアレルギー性鼻炎や喘息などの症状を改善する抗トロンボキサン薬かステロイド点鼻薬を服用しなければなりません。さらに、症状がより重度であったなら、くしゃみや鼻水型の鼻炎にはステロイド点鼻薬と抗ヒスタミン薬の両方を、鼻づまり型の鼻炎にはステロイド点鼻薬と抗ロイコトリエン薬か抗トロンボキサン薬を併用します。一言で点鼻薬といってもその種類はさまざまです。症状を抑えて予防するためにも、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

参考サイト(外部)
アレルギー症状のメカニズムや対処法:アレルギージャーナル

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