花粉症は遺伝する?その確率と対処法とは

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花粉症の大きな原因の1つは遺伝といわれています。花粉症で悩んでいる人で、両親も花粉症という人もいるでしょう。ただ、花粉症は生活習慣の改善などで、症状の緩和や完治を目指すことも可能なのです。ここでは、花粉症の遺伝や対処法について解説します。

母親からの遺伝の方が発症リスクが高い?

花粉症の遺伝は、父親より母親からの影響が大きい可能性があります。これは製薬会社が2012年12月に実施したアンケート調査から立てられた仮説です。0~16歳の子どもを持つ父母2587人を対象に調査を行った結果、父親のみが花粉症の子どもは花粉症の発症率が23.4%、母親のみが花粉症の子どもは32.8%となりました。単純に比較すると、母親の花粉症の方が8.8%遺伝しやすいことになります。

両親が花粉症!発症リスクはどれくらい?

両親が花粉症の場合では、子どもが花粉症である割合は43.2%という調査結果が出ています。また、両親が花粉症でない子どもが花粉症である割合は、11.6%でした。単純に比較すると、両親が花粉症の子どもは両親が花粉症でない子どもより花粉症の発症リスクが約4倍高いということです。この調査では、2587人の父母と4371人の子どもという限られた人数を対象としています。そのため、確率の数字は絶対的なものではありません。しかし、この調査結果を見る限り、花粉症の原因の1つが遺伝である可能性は高いといえるでしょう。

遺伝だけではない!生活習慣で変わる発症リスク


遺伝のほかにも、花粉症になる原因は多くあります。特に大きな原因とされているのは生活習慣です。花粉症の原因となる生活習慣は主なもので5つあります。

●1つ目は睡眠不足です。睡眠が不足するとホルモンのバランスが乱れ、免疫力が落ちます。免疫力が落ちると、花粉などのアレルゲンの侵入に対して体が過剰反応するのです。
●2つ目の原因はストレスです。ストレスも睡眠不足と同様に免疫力を落とすため、花粉に対する体の過剰反応が起きやすくなります。ストレスと睡眠不足は相互に関わっているケースが多いものです。ストレスがあるから眠れない、眠れないからストレスが溜まるというケースはよく見られます。ここにさらに花粉症が加わり、ますますストレスが溜まるわけです。
●3つ目の原因はアルコールの過剰摂取があげられます。全身の免疫を機能させるには、筋肉の運動と同じく栄養が必要です。また、アルコールの分解にはビタミンB1などの栄養素が必要になります。つまり、アルコールを過剰に摂取するとビタミンB1を大量に消費してしまうのです。これによって栄養バランスが乱れ、免疫力が落ちてしまいます。
●4つ目の原因は喫煙です。自分が喫煙をすることはもちろん、繰り返し副流煙を吸うことも花粉症の原因とされます。タバコの煙は鼻の粘膜に直接ダメージを与えるものです。粘膜が傷ついた状態では、花粉の影響も受けやすくなります。そして、
●5つ目の原因は運動不足です。運動が不足すれば人間の免疫力は落ちます。現代の日本人は全体的に運動不足の傾向があり、これは花粉症以外でも多くの不調の原因になっているものです。

花粉に触れる量が重要!花粉症を発症させない対処法


花粉症を発症させないためには、そもそも花粉症に触れないことが有効です。どれだけひどい花粉症であっても、花粉がない場所では症状は起きません。花粉症のようなアレルギー症状の原因になる物質はアレルゲンと呼ばれます。このアレルゲンを回避・除去することはアレルギー対策の基本です。花粉の回避や除去に有効な方法として、主に4つあげられます。

●1つ目は、マスクやゴーグルで花粉を遮断することです。マスクはすでに着用している人も多いでしょうが、ゴーグルは着けていない人もいるでしょう。マスクだけで花粉症が治まらない時は、ゴーグルも併用すると症状の緩和が期待できます。
●2つ目は、帰宅時に玄関の前で服や髪についた花粉をよく払うことです。家の中に花粉を持ち込まなければ、家の中では症状が軽くなります。
●3つ目は、掃除を小まめにすることです。家に入った花粉は掃除をしなければそのまま留まってしまいます。これを小まめに除去するようにしましょう。
●4つ目は空気清浄機を使うことです。床掃除を完璧にしても、壁や天井に付着していた花粉までは取れません。それらが部屋の空気中に入り込んできた時、空気清浄機があれば吸い取ってくれます。

そして、最終的にはこれらの対策と合わせて免疫力を高めることが重要です。免疫力が高ければ花粉症自体が発症しにくいので、花粉の除去も必要ありません。免疫力を高める方法は多くあります。たとえば、栄養バランスを改善することもその1つです。不足している栄養素を、健康的な食事やサプリなどで補うようにしましょう。栄養バランスだけでなく適度な運動や睡眠など、健康的な生活習慣はすべて免疫力を高めることにつながります。免疫力を高める努力を続けていけば、親が花粉症の人であっても症状を抑えやすくなるでしょう。遺伝が原因だとあきらめず、できる範囲で生活習慣の改善に取り組みましょう。

参考サイト(外部)
アレルギー症状のメカニズムや対処法:アレルギージャーナル

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