まさか花粉症?見逃しがちな子供の花粉症

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目のかゆみや鼻水に苦しめられる花粉症。特にスギ花粉やヒノキ花粉の飛散時期である3月から6月は花粉症にかかる人が多く、マスク姿で街を歩く人が目立ちます。
大人がかかるものというイメージの多い花粉症ですが、近年は0歳からの乳児、幼児、小児がかかる小児花粉症患者も増え続けているのです。(※1)

小児花粉症の症状は大人の花粉症とは違いがあることが多く、特に小さい子供は症状を自分の口で伝えることが難しいため、見逃されることもあります。
子供の花粉症は大人が早めに気づいて適切な治療を受けさせることが重要です。(※2)

子供の花粉症患者が増えている

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小児花粉症にかかる子供の数は年々増え続けています。
2002年の調査では0歳から2歳の子供は0%、3歳から5歳の子供は4.5%、6歳から9歳の子供は10.5%の罹患率だったものが、2008年調査では0歳から4歳の子供が1.1%、5歳から9歳のスギ花粉症患者は13.7%となっています。(※1)
2~3歳で花粉症にかかる子供も珍しくなくなっているのです。小さいうちに花粉症にかかる子供は大人になってから花粉症にかかる人よりもアレルギー物質に敏感な体質と考えられるので、早めに適切な治療をしないと重症になることもあり、花粉症ではないアレルギーにかかる率も高くなるといわれています。(※2)

子供の花粉症はどんな症状がでる?

子供の花粉症は大人のようにはっきりと症状が出ないこともあります。くしゃみや鼻水としては現れず、いつもより鼻をすすったり鼻がつまりやすかったり、目や鼻がかゆく感じるだけかもしれません。(※2)
注意するポイントとして子供の口呼吸が多くなれば鼻がつまっている可能性が高いですし、目をこすることが多くなるとまぶたがむくんだり赤くなったりします。鼻がかゆいときは頻繁に顔をしかめたり、繰り返し鼻をいじったりもするでしょう。
また、大人の花粉症のサラサラとした鼻水とは違い小児花粉症の鼻水は粘り気のあるものが出ることもあります。

熱がないのにこういった症状が何日も出るようであれば小児花粉症の可能性を考え、早めに小児耳鼻科の受診を検討してみましょう。

子供の花粉症はどう治療していくのか?

子供の花粉症を疑ったら、まずは病院でアレルギー検査をしてみましょう。血液検査を受ければ花粉に対するアレルギーの程度を調べることができます。
乳幼児の血液検査には「イムファストチェック」という痛みのない方法もあります。かかってしまった花粉症に対する初期治療としては抗アレルギー薬の服用が一般的です。
子供に薬を服用させるのは抵抗を感じるかもしれませんが、症状の軽いうちになら弱い薬ですみますし、子供でも飲みやすいシロップタイプの抗アレルギー薬も開発されています。7歳くらいになれば受けられる鼻へのレーザー治療も効果の高い方法です。

鼻の粘膜にレーザーを当てることで鼻水を出にくくし、鼻の中のスペースも広げるので鼻づまりを緩和する効果もあります。外科的治療なので薬の服用のような副作用も少なく、保険も適用されるので安心度はより高いといえるでしょう。
また、12歳くらいになれば舌下免疫療法を受けることもできます。(※2)
アレルギーの原因物質を少しずつ体に入れることで慣れさせ、花粉に反応しない体質に改善する治療です。舌下免疫療法は年単位で時間をかけて行う治療ですが効果は7~8年続くので、根本から花粉に悩まされない生活を送ることができます。注射による免疫療法に比べ、痛みもなく副作用の心配も少ないといわれているので、子供の花粉症にもおこないやすい治療といえるでしょう。(※2)(※3)

家族みんなで花粉対策をしよう!


花粉症は、体が持っている花粉に対しての許容量を超えてしまった時に免疫システムによって発症する病気だといわれています。(※2)
外出する時にはマスクをする、花粉の多い場所に行かないなどの対策も重要ですが、子供が長い時間を過ごす家の中に花粉を持ち込まないよう意識することも欠かせません。外から帰ってきた時や洗濯物を取り込む時に衣服や髪から花粉をよく払うなど、家族のメンバー全員で花粉に対する対策をおこないましょう。

特に花粉症にかかっていない家族は症状がないため、つい対策を忘れがちになってしまいます。家族への細やかな声かけや家の中のメモ書きなどで、繰り返し花粉防止への意識づけを行うことも大事です。
家の中に入ってしまった花粉を除去するのに効果的なのは、花粉対策のポイントを抑えた掃除です。家族が活動し始めると花粉が舞い上がってしまい除去しにくくなるため、朝のうちにまずハンディモップなどで家具をぬぐい、最後にフロアモップで床の花粉を拭うと効率的に除去できます。空気が乾燥していると花粉が舞い上がりやすいので、加湿器などで湿度を上げておくのも効果的。空気清浄機も小まめに使用して舞い上がった花粉を除去しましょう。
目のかゆみや鼻づまり、それに伴う睡眠不足などは本来活発に活動したい子供にとってとても辛いものです。子供が花粉症にかかり症状が重くなってしまう前に、花粉を防ぐ対策や早めの治療を心がけて注意を払ってあげましょう。

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