もはや国民病!日本の花粉症人口の割合

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年が明けると気になり始めるのが、今年もやってくる花粉症によるあの辛い症状です。関東では1月頃から花粉が飛散し始めるため、花粉は決して春特有の季節病というわけではありません。
日本の花粉症人口は低年齢化の影響もあって、だんだんと増加していく傾向にあります。
そこで今回は、もはや国民病といっても過言ではないくらい大きな問題となっている花粉症に焦点を当てて、有病率はどのくらいか、なぜ増加傾向にあるのか、花粉症対策にはどのようなものがあるのかを解説していきます。

昔より増えている!?日本の花粉症患者数

厚生労働省が発表しているデータによると、花粉症の有病率は全国平均で15.6%となっています。しかし、周りに何人もの花粉症の知り合いがいるという人にとって、この数字は案外少なく映るかもしれません。
実は、この数字は花粉の飛散量が少ない北海道や沖縄を含めた平均値のため、花粉の飛散量が多いとされる関東地方や東海地方などではより多くの人が花粉症に悩んでいます。関東全域の花粉症有病率はおよそ22%で、東海地方ではおよそ29%にも上ります。

花粉症といっても原因となる花粉はさまざまですが、花粉症のおよそ70%をスギ花粉によって引き起こされています。スギ花粉だけを見ると全国的な有病率は20%を超えるともいわれており、花粉症の中でもとりわけスギ花粉は警戒すべきものなのです。(※1)
また、東京都が調査したところによると、都内におけるスギ花粉の推定有病率は48.8%と、およそ2人に1人がスギ花粉によって何らかの症状を抱えていることがわかります。この中には日常生活に支障をきたさない軽度な症状を持つ人も含んでいますが、注目すべき有病率の高さといえるでしょう。(※2)
これからスギが植林されなくなったり特効薬が開発されたりなど状況が大きく変わらない限り、今後も徐々に患者数は増えていくことが予想されます。花粉症は低年齢化も目立ってきているため、昔よりも花粉症で悩む人は確実に増えているのが大きな問題点といえます。

どうして花粉症患者が増えたのか?


花粉症患者が増えた背景にはスギの植林があります。スギは建築にも多く使われる材木であり、比較的早く成長することから戦後たくさん植えられてきました。
スギは樹齢およそ30年〜40年ほどで花粉を飛ばすようになり、樹齢60年になるまで花粉を飛散させ続けるとされています。つまり、現在花粉を飛ばしているのは、まだ花粉症がそれほど知られていなかった今から30年〜60年前までに大量に植えたスギなのです。樹齢30年〜60年のスギは、現在あるスギの人工林に対してかなり多くの面積を占めています。
したがって、今から植林を一切止めたとしても、今後少なくとも20年〜30年の間はスギ花粉による被害はなくならないと考えられます。

花粉症は大人になってから突然発症することが多いのが特徴です。体の免疫システムが花粉を外敵だと判断して排除しようとするときに花粉症は引き起こされます。
花粉は通常体に対して無害なもののため、体内に侵入してもすぐに抗体ができるわけではありません。しかし、毎年大量の花粉と接していると体がいつしか花粉を外敵だと認識し、抗体を作ってしまいます。
その結果、くしゃみや鼻水、涙などがでるようになるのです。いつ体が抗体を作るかはわからないため、現在花粉症ではない人全員が花粉症予備軍ともいえるでしょう。
花粉症はアレルゲンの花粉がなくならない限り、一度発症すると生涯ずっと症状を抱えることになります。そのため、花粉症患者は増加するでしょうが、減少することはほとんどないでしょう。

自分でできる花粉症対策

花粉症は花粉が体内に侵入することによって起きるため、極力吸い込まないようにすることがひとつのポイントとなります。花粉症対策のマストアイテムともいえるマスクは、隙間がなく顔にフィットするものを選んでください。
目に花粉が触れないようゴーグルを着用し、帽子やマフラーも身につけておきましょう。雨の日は花粉の飛散量が少ないとは考えず、外出時には晴れた日と同じような格好をしてください。
たしかに晴れている日と比べて、雨の日の花粉飛散量は少なくなります。しかし、花粉自体は飛散していますし、雨に混ざって地上に花粉が落ちてくるため、花粉を直接体に浴びやすくなるので注意が必要です。

花粉は衣服に付着するため、家の中に入る前に払っておきましょう。ウールなど花粉が付きやすい素材のコートは避け、表面がツルツルしているものを身につけてください。外出から戻った際には手や顔を洗い、うがいもしておきましょう。花粉が飛散する季節は不必要な外出は避けるようにし、極力花粉に触れない生活を送ることも大切です。

早期治療が重要!気になったらすぐに病院へ


もしも自分が花粉症になったかもしれないと思ったら、できるだけ速やかに病院を訪れて医師に相談することが大切です。
どの病気も早期治療が症状を悪化させないためには大変重要となります。花粉症に対してはさまざまな研究がなされているため、一生治らないと思い込んだり症状が軽くなることはないと落ち込んだりせず、専門家と一緒に症状の緩和を目指していきましょう。もうこれ以上花粉症に悩まない、快適な日常生活を取り戻してください。

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