守りよりも攻め!体質改善で積極的にアレルギーに強いカラダを作る!

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日本では多くの人がアレルギーに苦しめられています。しかも、アレルギーが厄介なのは長い期間にわたってその症状が発現し続けるという点です。アレルギーというものは一度かかると完治は極めて困難だといわれています。そのため、実際の治療法も対処療法が中心となっているのが現状です。そんな中で注目されているのが体質改善を図り、アレルギーに強い体を作るという方法です。今回はアレルギーに悩んでいるという人のために、アレルギーとはなにかを解説しつつ、体質改善を図る治療法について解説をしていきます。

アレルギーとはなにか?

アレルギーとは人体の異物に対する過剰反応です。私たちの周囲には細菌やウイルスを始めとして人体に侵入しようとする異物が数多くあります。これを抗原といいます。それに対して、抗原を排除する役割を担っているのが抗体です。抗原が体内に侵入すると抗原提示細胞がそれらを発見し、その情報をリンパ球へと伝えます。抗原に対抗するためにさまざまな抗体が産出されますが、産出されるものの一つにIgE抗体というものがあります。これがアレルギー反応の鍵となる重要な存在なのです。

産出されたIgE抗体は血流の中を移動し、皮膚や粘膜にあるトマス細胞の表面で待機をします。この状態を感作と呼びますが、これだけではアレルギー反応は起きません。問題は感作された状態で侵入してきた抗原とIgE抗体が結合をした場合です。通常の抗体なら問題はないのですが、それがアレルゲンと呼ばれる特定の抗原だった場合は過剰反応を引き起こしてしまいます。そうすると、トマス細胞からヒスタミン、ロイコトリエンなどの化学物質が放出されます。その影響によってさまざまな症状が引き起こされるのが、いわゆるアレルギー反応というわけです。

ただ、アレルゲンになりうる物質は人によって異なります。生まれつきの体質や生活環境の違いなどによって、同じ種類の抗体であってもアレルギー反応を起こす場合もあれば、起こさない場合もあるのです。

日本人に多いアレルギーとは?


アレルギーにはさまざまな種類がありますが、その中でも日本人の有病率が圧倒的に高いのがスギ花粉による花粉症です。日本人の4人に1人が花粉症であるといわれており、都内に限定するとその割合はさらに高くなってきます。東京都福祉保健局が行っている花粉症患者実態調査では、2016年の時点で東京都民の約半数が花粉症であるという結果が出ているのです。しかも、花粉症は他の多くのアレルギーのように加齢とともに症状が軽くなってくることはなく、逆に、重症化する傾向にある厄介な病気です。

ただ、花粉症は昔からここまで大きな広がりを見せていたわけではありません。それどころか、戦前はほとんど知られていない病気でした。花粉症が日本中に蔓延したのは戦後国策として杉が大量に植林されたことに起因しています。その結果、毎年多くのスギ花粉が日本中に飛散することになり、スギ花粉アレルギーの患者が急速に増加していったというわけです。ちなみに、現代では花粉飛散量が従来の1%程度という少花粉スギが開発されています。新たな植林に関しては、そうした新しいスギや広葉樹を中心に行われているため、今後の状況改善に期待したいところです。

一方、昔ながらの日本家屋から高断熱・高気密の住居への移行によって増えてきたものにダニによるアレルギーがあります。1年中一定の気温と湿度が保たれた高断熱・高気密の住居は、ダニの繁殖にも最適な空間です。ダニの数が増えると花粉症と同じように触れる機会が増加し、アレルギー反応を引き起こす人の数も増加するというわけです。さらに、食べ物に関しては卵、小麦粉、牛乳などが日本人に多いアレルギー食品として知られています。しかし、それ以外の食べ物なら大丈夫というわけではありません。なぜなら、食生活の変化とともにアレルギー反応を引き起こす食品の種類は多様化しているからです。

このように、日本人に多いアレルギーといってもそれは必ずしも民族特有のものだとは限らず、環境に大きく左右されるのだという事実は覚えておいた方がよいでしょう。

免疫療法でアレルギーに強い体質改善!

長い間、アレルギーの治療といえば、症状を和らげる対処療法が中心でした。それに対して、新しい治療法として注目されているものに免疫療法があります。免疫療法とはアレルギーの原因となっている物質を少量ずつ体内に吸収させることで、体を慣れさせていく治療法です。これを繰り返すことで体質改善が促進され、アレルギーの症状が弱まっていくというわけです。たとえば、花粉症のアルゲン免疫療法では原因物質であるアレルゲンを飲み薬、皮下注射、舌下へのスプレーなどによって少量投与します。また、食物アレルギーに対してもアレルギー食品を少量ずつ食べ、段階的にその量を増やすことで耐性を獲得する研究が進んでいます。

免疫療法のこれからと課題点


確かに、免疫療法は大幅な症状改善が期待できる画期的な治療法です。しかし、クリアしなければならない課題もいくつか残されています。まず、安全性の問題があります。免疫療法はアレルギー物質を意図的に体内に取り入れる治療法です。したがって、分量を間違えると深刻な症状が引き起こされる可能性があります。そのため、実際の治療は医師や看護師などの専門家の監視下のもとで行わなければならないとされています。

また、アレルゲンに対して耐性がつくまでに長い期間が必要なのも大きな問題です。しかも、治療を終えたあとに症状がぶり返す可能性もあるので注意が必要になります。アレルギーに悩んでいる人は以上のような点を踏まえ、体質改善による治療を検討してみてはいかがでしょうか。

参考サイト(外部)
アレルギー症状のメカニズムや対処法:アレルギージャーナル

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